夜尿症とは(おねしょとの違い)
「おねしょ」と「夜尿症」は、行為としては同じですが、おねしょをしてしまう年齢によって分けて考えられています。
「夜尿症」の判断基準は、
“6歳以上で、かつ週に1回「おねしょ」をすることが習慣化していること”
となります。
夜尿症は、治らない病気ではありません。しかし、お子さんや親御さんのストレスになってしまわないように、早めに治療を開始して、見守りながら支えていくことが大切になります。
お子さん自身も夜尿症を気にしているはずなので、本人の治そうという意思と、家族の協力がとても重要となります。
育て方が悪かったのではないかと自分を責め、子育てに自信をなくすお母さんもいらっしゃいますが、育て方の問題ではありませんのでご安心下さい。
夜尿症には治療方法がありますので、心配するよりは、早めに治療をスタートすることをおすすめします。
どのような治療をしますか
生活指導や投薬を取り入れた治療をおこないます。
夜尿症のタイプは色々あります。当院ではまずタイプ別の診断をつけてそれに合わせた治療(生活指導、内服治療、アラーム療法)を行います。治らない病気ではありませんので、「おねしょを卒業する」というゴールをめざし、一緒にじっくりと取り組みましょう。
自分の息子が夜尿症になると思っていなくて、夜尿症ということをなかなか受け入れることができませんでした。それは、親の責任ではあるが恥ずかしいと思っていたからです。住田こどもクリニックでは、子供の目を見て、わかりやすく説明してくださり、この時私は、「ここなら治る」と確信しました。
私自身、夜尿症であることを受け入れるまでは時間がかかりましたが、先生が治るという言葉を信じ、私も息子も意識を変えることで夜尿症を完治することができました。 (Aさまの感想)